デトロイト生まれのシャイノラ(SHINOLA)

こちらでは、アメリカ・デトロイト発祥の腕時計ブランド、シャイノラの歴史について説明します。

デトロイトの希望の星

ミシガン州南東部にある都市、デトロイトはかつて、アメリカでも有数の自動車産業地として名を上げました。1903年にフォードがこの地に自動車工場を建設してから、「自動車の街」として栄えました。

全盛期には180万人の人口の半分が自動車業界で働いており、世界から仕事を求めて移民がやってきました。しかし、自動車産業も徐々に衰退、関連企業の倒産が相次ぎ、人口も減少。2013年には、とうとうデトロイト市が財政破綻を発表しました。

そんな中、2011年に新しい腕時計ブランドのシャイノラがデトロイト市で誕生しました。これまで製造業に従事してきた、高い技術力ある職人がまだデトロイトには多くおり、彼らの技術の結晶は、車から腕時計へと変わったのです。

シャイノラのこだわり

「量産しても価値が失われない製品を生み出す」がシャイノラのポリシーです。工業生産であっても、こだわりの品質を提供する。これこそが彼らの目指す「メイド・イン・アメリカ」なのです。

最初は数人で始めた時計作りですが、現在は200人以上の職人が働き、また製品も時計だけでなく革製品や文具、自転車等と着々と増えています。

時代が変わっても古臭くない、ずっとつけ続けられる時計を目指して生産されているシャイノラの腕時計は、傷や汚れがまた味になるという、革製品のような特徴を持っています。使い捨てではなく、ずっと愛用される時計として、多くの人の注目を集めています。